ホームレス・ねぇちゃん

  

思い切り回顧録になってしまいます。ごめんなさい。




もちろん、生まれた場所は違いますが、

この場所から、わたしのＳＬが本格的に始まりました。





生まれてから半月の間、あまり人と話せませんでした。

人がいっぱいいる場所なんて、キャンプぐらいしか知らなかったから。


さすがにさみしさが募り、どうやって見つけたのか

Japan Resortにたどり着きました。


人がいっぱい・・・

そんなことに感動しながら、しかし、

自分から話しかけることができずに

誰もいないバーのスツールに座っていました。


バーテンダーのボールに人が座り、

話しかけてきてくれました。

すごくうれしかった。


ほどなく、バーテンさんのお友達が現れ、

ぎこちないながらも、おしゃべり。


場所を少し移動すると、さらにお知り合いが加わり

楽しい会話。


わたしが、今のスキンが気に入らない、というと

スキンをくださったり。

なんていいところなんだ、と思いました。






"甘い時"、に入っても、毎日のように出かけていきました。


うち、は大好きだけど、一人じゃ、やっぱりさみしい。

それに、迎えに来てくれるのもうれしかったし。




いつ行っても、同じ顔ぶれがいました。





面白いことをしている人。見事なまでにかっこいい人。


話しかける勇気はありませんでしたが、

いきつけのバー、にいるような気分だったのかも知れません。

さみしくなかった。




いつも面白いことをしていた、数字だけの名前の人

背中じゅうにサロンパスを貼った、コワモテの人、

元気にやってるかな。




オセロもしたな。

オセロがしたかったというより、楽しい会話がしたかったんだ。





今日、ひさしぶりに来てみました。

わたしが見た限り、知った名前の人は一人もいませんでした。


入れ替わりが激しいのがＳＬ、と言われればそれまでですが、

もう、行きつけのバー、じゃなくなっちゃったんだな。


それでも人はいっぱい。

ここは出会いの場、です。


きっと、いつまでも、

人とのつながりを求める人たちで

いっぱいであり続けるでしょう。

そして、そうあってほしい、と願います。


出会い、そして思い出を、いっぱいくれた場所だから。



http://slurl.com/secondlife/Japan%20Resort/204/14/21